伊勢又について

茨城に常陸秋そばあり、
常陸秋そばは伊勢又にあり

伊勢又米穀製粉は、「日本一の品質を誇るといわれる常陸太田市北部山間地の金砂郷・水府産の「常陸秋そば」にこだわり、生産者・そば店・消費者との信頼関係を築いてきました。
この地方では、江戸時代に水戸黄門で知られる水戸藩主 徳川光圀が特産品「水府たばこ」の栽培を奨励、その裏作としての「そば」を普及させました。
ところが、この良質な「そば」は昭和初期まで玄そばのまま圏外に流出しておりました。
当社は、1930年に設立。「おいしいそばが地元で取れるのだから地元の人に食べてもらいたい」と初代創業者が「水府そば粉」の商標で製粉と販売を始めました。
〇伊勢又の「常陸秋そば」の特徴
・手狩り・天日干しの玄そばを農家(生産者)より直接購入。
・そばは交雑しやすいため、茨城県が育種している種子を定期的に交換。

まぼろしの蕎麦

金砂郷在来

茨城県は信州と並ぶ全国屈指の蕎麦どころ。
その起源は、江戸時代より更に昔に遡ります。
茨城県の蕎麦の一大産地といえば、常陸太田市。
この待ちで、親子三代に渡って、八十年以上の間、
蕎麦粉を作り続けているのが、伊勢又米穀です。
伊勢又で作る蕎麦粉は、国内一級品のブランド蕎麦「常陸秋そば」
自社ブランドの「水府そば」
常陸秋そばの原種である「金砂郷在来」
どの蕎麦粉も、伊勢又の蕎麦粉づくりにかける想いと誇りが詰まった逸品です。

こだわりの蕎麦粉

蕎麦粉づくりが伊勢又の誇り

伊勢又が作る蕎麦粉は、その原料選びからしてこだわりがあります。
契約している農家には、手狩りで収穫し日干ししている農家に限定し、
品種の劣化を防ぐための「種子の更新」
を条件にしています。その農家から購入した玄そばを、
伊勢又で水分・異型粒等を細かく検査し、
茨城県の蕎麦の品質維持に努めています。
茨城県が全国に誇るブランド蕎麦「常陸秋そば」と、
その原種である「金砂郷在来」の製粉は、
石臼でゆっくりと丁寧に挽きます。
厳密に選び、厳重に管理し製造される蕎麦粉作りによって、
茨城県の蕎麦の尊厳が守られているのです。